ザブングル (テープ芸)

カッティングシートをカッティングプロッタで切ったものを貼ってディティールを作る実験作例のその2。

ミニプラザブングルが足元で仮組みのまま数年転がっていたので、実験作として完成させた。マーキングはMGザク2の物(余白が汚いタイプ)があったので流用。
前回のガザC同様にカッティングシートを青い部分に貼りまくっている。今回は長細い汎用四角テープを用意して、それらの配置でなるべく間に合わせる指針。目合わせなので結構曲がっているが左足と右足などでデザインを非対称というか全く別にしてしまうとあまり気にならなくなった。その他断捨離的に部屋にあった細かい物を貼り付け。
メタリックな色合いはこのスマホでとった写真の方が本物に近い。
左足の内側だけイラレでデザインしたものを貼り付けている。コンセプトなどはない。サフ地+メタリックブルーはいい色になったが、写真に撮ると変な補正が働くのかザラザラ表面に見えてしまう。ザブングルなので似合うといえば似合うが、シートの効果が弱まってしまった。
背面はさらに適当に貼りまくっている。まじまじ見るとバレるものの遠目なら筋彫りに見えるので費用対効果は高い。腕の後ろ側など細長い矩形の組み合わせだけでも結構いける。
反対の側面。逆側と貼りもののデザインがまるで違うが違和感がないのでよし。
実験でやる気なく始めたのもあり、雑な仕上げだけど出来上がれば気にいるものだ。
武器部分はクレオス初代水性カラーの分離した溶剤を廃棄してレピッドシンナーで溶いて筆塗りしたもの。思いがけずいい色で塗りやすい。古い水性カラーも捨てないで有効活用できそうだ。
台座は3Dプリンターを入手したので実験で文字を出力して使ってみた。押し出し文字はプリント失敗しづらい。
やっつけだが、意外と良いのではないか。

カラーレシピメモ

本体ブルー:グレーサフ+ラッカーメタリックブルー
拳ブルー:黒サフ筆塗り+ラッカーメタリックブルー
赤:新水性カラーシャインレッド
金色部分:マッキーペイントマーカー金、一部アクリジョン金
本体白:プラ色そのまま、もしくは白サフ
関節グレーなど:武器と同じ、一部シタデルベース
武器グレー1(濃):旧水性ホビーカラー オリーブグレー(フィールドグレー2)光沢 +ラピッドシンナー
武器グレー2(薄):旧水性ホビーカラー RLM02グレー 半光沢+ラピッドシンナー
台座グレー:秘伝のタレ(MAX塗り専用カラー+いらない塗料まぜまぜ メタルカラーブロンズがいい味を出してる)
台座薄茶:ウェザリングペースト マッドイエロー

カッティングシートについて

薄いものなら筋彫りの代わりに使える。凹凸が逆転しても意外とわからない。重ね貼りしたり、テープの間を筋彫りで繋ぐのもいい。透明なシートだとどこに貼ったのかわからなくなる。上塗りでサフを吹かない場合をのぞいて視認しやすい色(今回の黒とか)の方が位置ぎめが楽。剥がれやまくれはきちんと表面を綺麗にしていればない。プラ板を貼ったような凸ディティールの代わりには弱いので、厚みを変えたものを混ぜ込むとよさげ。複数の細かいパーツのシートを整列させたい場合はアプリケーションシートなるものを使うと良いらしい。(購入済み)

厚手のシートで複雑な筋彫りのガイドに使うのを次回やってみる。

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